聖心女子学院初等科の皆様が、フードドライブの食品をご寄贈下さいました

聖心女子学院初等科の児童の皆様が、ご家庭で食べきれない食材の寄付を募り、フードドライブ の食品を大量にご寄付下さいました。

初等科3年生の皆さんは、食をテーマにした総合学習を進めています。世の中には食べ物が不足しているのに余っているのはなぜか?ということに関心を寄せ、色々調べた結果、食べ物のもう一つの生き方としてフードバンクという方法を思いついたそうです。 

保存食についても深く学習されており、冷凍食品、缶詰、フリーズドライの3種類の保存食について調べながら、保存食がこの先の生活にどのように役立っていくのかについても考察されています。保存食を足がかりにしながら、フードドライブ、食品廃棄などについて考え、世界中の人々が食べ物に困らない世界を築くためにはどうすればよいのかを考えているとのこと。

当フードバンクからはゲストティーチャーとして約100名の小学3年生に対して、フードバンクの活動や日本のフードロスの現状、世界と日本の困窮者の実情等について、ご説明しました。

児童さん達は、貧困が理由で食べ物に困るご家庭が多く存在することに深く思いを寄せられ、自分達でできることを考えて早速フードドライブへの行動に移して下さいました。 

生活困窮者からの支援要請は増える一方ですが、食品調達が追い付いていません。そうした中、児童さん達のお気持ちが詰まった多くの食品をご提供下さったことは大変有難く、多くのご家庭に喜んでいただけます。

ご協力いただいた児童さん達、先生方、保護者の方々に深く感謝致します。

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