産業能率大学 経営学部 武内ゼミの武内先生と、学生さん達に、ボランティアで食品無料配布会をお手伝い頂きました。食品の運搬や仕分け等、重労働を含む大変な作業ですが、若い力の応援は大変助かりました!
武内先生より、ご参加いただいた経緯やボランティアに参加した学生さん達の感想をお寄せ頂きましたので、ここに掲載させていただきます。
フードバンク目黒のボランティアに参加して
産業能率大学経営学部武内ゼミ がフードバンク目黒の食品無料配布会のお手伝いをすることになったのは、幹部スタッフでいらっしゃる金沢様と他のボランティア活動でご一緒した際、当フードバンクの活動内容を伺い関心を持ったという経緯があります。コロナウイルスもだいぶ落ち着いてきた頃で、学生達はオンラインではなくオフラインでの活動を切望していました。それまでも数回ゼミで参加させて頂いていた「NPO法人あおぞら」主催のイベントで、ボランティアスタッフとして楽しそうに準備、運営をしている学生達の姿がとても印象的で、このような機会をもっと作ってあげたい、と考えていた矢先の事でした。「人のために動ける」人間であって欲しいという私の希望に沿った活動であると確信できたので、フードバンク目黒の活動に継続的にゼミで参加させて頂くことになりました。
毎回、ゼミ生全員に参加を呼び掛けています。常連になってくれる学生もいれば、毎回初めての学生もいます。どちらにしてもボランティア活動なので強制はせず、学生達の自主的な参加を促しています。1年が終わったころには、3年次ゼミ生23名全員が1回は参加したことがあるのが理想です。
参加した学生達の感想を幾つかご紹介いたします。
「私は食料分け(主にお米)とカフェコーナーを担当しました。限られた人員での作業でしたが、全員が団結して私自身も周りを見て行動することが出来ました。時には重労働で大変ではありましたが、とてもやりがいのあるボランティア活動でした。」
「配布する食材を運んだり仕分けしたりと大変でしたが、人のために活動出来た実感があり、とても充実したボランティア活動を経験することができました。」
「『いつもお世話になっています。有難うございます。』と直に伝えられ、参加出来て良かったと思う反面、生活に困っている方々のリアルな声を伺い、もっとこの活動を広められたら、と感じました。」
忙しい社会生活の中で、大人たちが自分の休日をつぶしてでも人のために動いているのがすごい、という感想を述べる学生もいました。重労働なので汗だくになることもあり、「そういう活動後の一杯がたまらないね!」という意見もありました(笑)
このように、たった1日の活動からも学生達は各々何かを感じ、自分の行動を振り返り、自分を取り巻く社会を俯瞰します。大学での講義や演習での学習とはまた違った学びがこの活動からは得られることが出来、20歳前後の若者の成長を促すと実感しています。
学生達にこのような場を与えていただいているフードバンク目黒様に感謝すると共に、これからも長く活動に参加できるよう私自身腰痛を治したいと考えている今日この頃です。
産業能率大学 経営学部 武内 千草
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